ヤンマー AF222
中古の22馬力トラクターにマキロンのハンマーナイフモア MK145を付けてもらいました。
6月に買ってからサブソイラに付け替えて使ってて、10月末ぐらいから収穫後のパインをきじゃーするためにハンマーナイフモアを使い出したところ、マキロンのハンマーナイフモアの欠陥が発覚しました(´ー`*) フッ
MK145は、この図のように24組48枚の刃が6列に分かれています。 3ー4組、6-7組、9-10組、12ー13組、15ー16組、18ー19組、21ー22組の7組が隣り合わせになっていて刃同士が接触し、ボルトやボルトを取り付ける台にまであたってしまいます。
マキロン ハンマーナイフモア MK145 20時間使用後の状態
買ったところに問い合わせしたところ、「硬い物を切るときは刃同士が当たってしまうことがあります。石などに当たったときも同様になります。」と言うことでした。 そこで、「刃がボルトを叩くのは設計ミスじゃないですか?」と訪ねたところ、社内で検討しますということでした。
しばらくしてボルトナットとスペーサーが10組送られて来ましたが、刃は入ってませんでした( ゚ ρ ゚ )ボーーーー
仕方がないので、少しでもましになるように、スペーサーの位置を変更して・・・
刃同士は当たらなくなりましたが、それでもボルト取り付け台に当たってしまう(ー。ー;)
ということで、設計変更が必要ですね!
他のメーカーでは3列に配置するのが普通ですが、6列のままでいくのであれば、
せめて、隣り合う組は離すような設計変更をするべきです。
それと、爪軸の両端の隙間は、ガギナーのような四方八方に伸びる茎の細い草が詰まりやすい構造になっています。 改良が必要でしょう。
おまけに、刃の材質が悪すぎで、形も不揃いです。 もーちょっとまともに作れないのでしょうか?
MK145以外の大きさの爪の配置がわからないのでなんとも言えませんが、 マキロン ハンマーナイフモア MK145は買わないほうがいいでしょう。 爪軸が設計変更されて、なおかつまともな刃になれば別ですが・・・
柔らかい草しか刈らないのであれば、刃を研いでやれば使えないこともないかも?(笑)
P.S. 令和元年6月28日 ハンマーナイフがリニューアルしたみたいです。 「刃の配列を変更し、刃と刃が当たらなくなりました!」ということですが、配置がわからないので何とも言えません。
替え刃セットの写真を見る限り、刃自体は改良されてないみたいですね(´ー`*) フッ
コメント
私も同じ商品を使用しています。
休耕田の雑草処理用に数年前に購入して気に入って活用しています。
価格も性能も大変満足していました。
休耕田の処理には問題なく使用していたのですが、
友人からパイナップルの処理が出来ないか相談され悩んでいるところにこの記事を見つけました。硬い草がきれいに処理できていたので、パイナップルの処理も可能かと思いましたが、パイナップルの茎の太さと硬さは硬い草の比ではないようですね。
友人にはそのように伝えさせて頂きます。
丁寧な文章でとても参考になりました。
教えていただいてありがとうございます。
私は引き続き雑草処理で使用したいと思います。
パインは、そうとう堅いので刃が跳ね返って隣の刃を叩いてしまうみたいです。
ニプロのフレールモアであれば刃が叩き合うことはないと思いますが値段が高いです。
それと、フレールモアでパインを刻むのであれば30PS以上のトラクターを使った方が良いと思います。
参考になってよかったです♪
マキロンの一番小さい物を購入検討中でしたが考えさせられる参考になる記事ありがとうございました😃
中古出もニプロとか有名どこのを買った方がいいんかなぁとまた悩みが増えました(笑)
普通に雑草などを切るのであれば問題ないと思われます。
それと、マキロン改良されたようなので ここまでひどいことにはならないでしょう、たぶん(^_^;